東京でスローライフ

青梅市で薪を販売中!! Tokyoでスローライフを目指すブログ

煙突からの煙について

こんにちは

煙突からの煙について書いてみたいと思います。

薪ストーブ歴が長い方には当たり前の事ですので流して頂ければ幸いです。

 

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良い状態で燃焼をしていれば煙突からの煙はほとんど出ません。

 

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青空で目立つ中無煙な煙突

 

良い状態とは、炉内の温度、空気の量、薪の量と質に関係します。

焚き始めは炉内の温度が低いので、煙突から煙は出てしまいます。これはいかに早く温度を上げて燃焼をさせ、煙を出さなくする必要があると思います。

この部分も、良い焚き付け材(木材の種類、太さ)着火剤の使用、空気調整です。

焚き付け材についてはまた後日にご紹介をさせて頂きます。

 

煙突から出る煙については、白煙と黒煙があると思います。

白煙は良く出る煙で、理由は上記の通りです。良い状態で燃焼していても、追加の薪を入れるタイミングや量を間違えると出ますので、要注意です。

黒煙は燃焼状態がとても良くない状態(燻る)や未乾燥薪で出る事が一般的だと思います。この場合には、白煙でも出ますが、特に臭いの問題を注意しなくてはいけません。

また、薪の種類でも出る事があり、松の仲間を焚くときには注意が必要です。

松は、ヤニが多いと急激に燃焼して炉内の温度を上げ過ぎてしまったり、煙突に悪影響があると言われます(赤松、米松)

私は焚き付けで少量を使う分には問題ないと思っていますが。

写真は赤松のヤニの量が分かる写真です。住宅用の床材として利用する場合に、予め高温の窯でヤニを出す作業を行います。これが燃焼すると『そりゃ黒煙出るわな』と思っていただけるのではと。

 

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赤松材の内部から出てきたヤニ

これを削って床材となります

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製品となった赤松の床材

こんな大型の窯で熱入れをしています

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木材用の窯

そろそろ薪ストーブシーズンも終盤ですが、近隣の方と上手に薪ストーブと付き合って行きたいですね。

 

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